小林良雄さんは、手作り味噌に携わって 30年以上、農林水産省の『食と農の応援団」
(料理研究家の小林カツ代さんや、服部幸應さんなども在籍)にも加入され、食の大切さを伝え続けられている方です。
きっかけは、『 夏の卵は🥚形が崩れるのが当たり前で、黄身の色も 鶏🐓の餌によって いくらでも変わるのに、市販されている卵は いつでもプリッ❗️と盛り上がり、色も綺麗な黄色なのは、どうしてなのか…❓』という疑問からだそうです。
( 🌟筆者は以前、路上で販売されている卵を購入していましたが、ある日卵を割ると黄身が
べチャッと崩れたので、それ以降は購入するのを止めましたが、それが自然だったと今回初めて知りました 🙌🏻 )
牛乳🥛も、焦げた匂いがして(殺菌の加熱の為)街に出回っている牛乳が飲めなかったそうです。
味噌は、牛がお産をした後に飲ませると、薬を打つ以上に産後の回復が良いそうで⤴️、
牛の四つある胃の内、第一の胃に住む微生物が牛の健康を支えているのです。そこから発酵に関して 調べていったそうです。
なぜ、《 発酵食品 》が良いのか・・・❓
アフリカから北の方へと民族が広がっていったのは《 発酵食品 》があったからで、登山家🏔️は、お酒をよく飲んで山に登ります。(自分の体内を発酵させて、体温を上げる為)
そして この釧路は、発酵食品を作るのには物凄く良い場所だそうです。
長年味噌作りをしている小林さんが感じでいる事は、ここ数年は温度も湿度も高くなってきているので、発酵食品を作るには不便になってきているそうで、塩🧂を多めにするというよりも、『 菌の気持ちになること 』と、おっしゃっていました。。
又、昔は水が貴重でした。畑仕事をした後、お昼ご飯の時間🕛になり、少しの水で手を洗っただけで🤲🏻、食事の支度をしていました🍚🥢石けんや化学物質を使わなくても良い時代でした。
微生物🦠の事や、生きてきた歴史を考える事が大切だとも。
日本でお馴染みの《 麹菌 》は、2006年に【 国菌 】に制定されました。。
なぜかというと、アメリが特許を取ろうとしたそうなのです。( 麹菌は、汚れが良く落ちる『 酵素の宝庫 』 で、その点に気付いたアメリが、洗濯洗剤に使用する可能性があった為 )
日本にはその様な良い菌がある事や、江戸時代は とてもエコな暮らしをしていて、街には100万もの人々が居ながら、色々な病気が出なかったそうで、川を使って田舎に堆肥を運んで、野菜を持って売りに来るという《 循環🔄 》が 街を綺麗にしていたそうで、《 江戸時代に戻ろう❗️ 》という話がでたこともあったそうです。
やはり、経済が悪くなってくると、環境や食の安心安全には意識が向かず、ブームや波があるとも。
何をいちばん優先すると、地球や🌏環境問題を守る事に繋がるか?・・という問いには、
「 結局、人に取られない,左右されないものは何か❓と考えた時に、『 技術 』を持ち、それを継承する事である 」と。。
日本で言えば、『 宮大工 』は、釘を一本も使わないで五重塔を建てています。
鉄筋コンクリートは崩れるのに、五重塔は、自然には逆らっていないので、崩れない。。。
それと同様に、自然に逆らわない生活をすること、環境問題にも大いに役立つとおっしゃっていました。
そして、今その『 指針 』 が無い事も、人々が戸惑う一因とも。
小林さんは、哲学者の内山節(たかし)さんに共鳴されたそうで、彼の理論は、『 百姓のある町を作ろう!! 』という考えだそうです。
皆なで畑を耕そう!!という事ではなく、
人はそれぞれに『 姓』を持っていて、例えば 桶作りが得意な人は、『 桶作 』という氏が付けられたと。
その様に、それぞれに得意分野のある技術を持ち、それを継承して、皆んなで助け合う町を作るという意味だそうです。
発酵に適している釧路で続けて行っている味噌作りは、まもなく200回目となるそうです。
また、最近の厚岸方面に目を向けると、湧き水が枯渇して、酪農が出来なくなっています。
水が無いので、牛が水を飲めなくなっており、牛乳🥛が作れなくなっている。
他にも、根室と別海に点在する農家では、地下水が飲めないのです。
それでは、その地域の人たちは、どこの水を使用しているのか❓…というと、摩周湖の水を持って来ているそうです。( 農業用水 )全部、『 窒素過多 』になっていて、地元の地下水は飲めないのです。
自分達の土地の面積で出来た物を、そのまま還元すれば、それは《 循環🔄 》 になるので良いのですが、牛を育てる為に、アメリカから大量のトウモロコシ🌽などの食べ物や飼料を輸入しているので、この様な事が起こっているという事です。( トウモロコシや 大豆などの穀物は 〝 窒素 “ である )
大量に輸入したそれらを畑に撒き、過多になった〝 窒素 “ が土に染み込んで、風蓮湖に大量に流れ込んでいるのです。
「環境問題に、もっと感心を持って貰うには…❓」という質問には、
環境問題の事を市民に見て貰える 『 エコフェア 』 や 『 アースデー🌏 』などを数多く開催し、皆なに伝えていく事と、それを 『 続ける事 』が大事だと おっしゃっていました。
「地球環境🌏が崩れると、自分たちが住んでいる場所の環境も崩れ、そこに住む市民の健康も崩れていってしまうという悪循環に陥ってしまう可能性があるとも」、説明して下さいました。
「自然は、『 発酵 』 で生態を保っている事を忘れないで欲しいし、『 発酵 』しない自然は無い、それを理解して欲しい」という事でした。
『 環境問題になると、物凄く幅が広いのですが、選択していかなくてはならない 』と。
確かに環境問題は、多岐にわたっているので、何をどう伝えていくかは、私達のこれからの課題でもあります。
環境問題に取り組み5年目の海ねこみなと会ですが、小林さんのようにこつこつと継続していけたらと思いました。